しろまるの日記

気まぐれ日記 

EMOTIONのお話

 

はい、最近お台場に観光行ってたしろまるです。

今回は6/22発売された、Eutopia/EMOTION/stars we chaseの中のEMOTIONについてお話させて下さい。

 

ちなみにこれ、帰りのバスの中でメモ書きしたものを残してます。つまりお台場からの帰りにEMOTION聞いてたって事です。エモいですねぇ……(?)



ちょっとした旅行のお話

私はちょうど旅行中にフラゲ日と重なったのでODAIBAゲーマーズにてフラゲさせて頂きました。表紙がもうね、良いんですよ(語彙力の消滅)。

 

後は一年生のコラボルームにも泊まって来ました。なんて言うか素晴らしかったです。コラボルームもさることながら、内装ひとつにせよ、スタッフさん達の服装にせよ、素で高級ホテルって感じでした、てか実際そうだと思います。

寝る時、前を見れば栞子、すぐ横を見ればかすみんが居るのでかすみん、栞子推しの自分としてはドキドキしました。トキメイチャッタ!

 

とまあ、聖地巡礼やらいっぱいしました。

合間には、ラブライブ関係ではない昔からの自分の知り合いとゲーセンで遊んだり、最終日には自分にラブライブを教えてくれた知り合いが自分の為にわざわざ赴いてくれて秋葉原で2人でご飯を食べたり、カラオケに行ったりしました。とても楽しかったし、見ているかはさておき、改めてここで感謝を綴っておきます。本当にありがとうございました。

 

あんまり話が長引くと本題から逸れてしまうのでこの辺で。

 

あなたに届けEMOTION

ここからはEMOTIONのお話になります。前半の方は前回書いたブログと内容は少し被ります。

 

ただ、前提として踏まえて欲しいのは栞子が『まっすぐ系スクールアイドル』を謳っていることです。自分の視点はそれに則ったものになります。少しでも、自分と同じ視点でご覧になっていただきたいので少し前置きを残させて頂きました。

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会での蝶の意味

虹ヶ咲学園では蝶が出てくるMVがEMOTIONの他にもう一つと思います。皆さんもお気付き、彼方の「Butterfly」です。

2期7話「夢の記憶」での栞子回、1期7話「ハルカカナタ」での彼方回。この2つには共通点があって、同じ話数と言うだけではなく彼方は遥に視点を当てたもの、栞子は薫子に視点を当てたものと言うように姉妹回です。

 

話数は偶然にせよ、蝶というコンセプトを登場させると言う、同じ作品でたまたまで被っただけ、ましてや同じ姉妹回で被ったと言うだけ、と言うふうには到底思えませんでした。

 

そこで普段あまり深掘りをしないで有名なしろまるさん、結構色々蝶自体について調べてみました。

そこで調べている内に、何故この2人のMVには蝶が現れ、飛んで行ったのか本当に納得出来るだけの情報を得ることが出来ました。

 

蝶は春の訪れを教えてくれる虫と言われているらしいです。人生の春といえば希望や夢と言った一般的に未来性のあるものが一番想像しやすいと思います。

その蝶がひらひらと舞う姿から希望や夢に向かって踊るように進んでいくということを連想する事ができます。これって、栞子や彼方に限らずスクールアイドルの事を表していると思いませんか?EMOTIONは一番も二番もラスサビも「あなたに届けEMOTION」という歌詞で終えます。MVの方も蝶が一番描写されているのもそのシーンです。

 

つまり何が言いたいのかと言うと、彼方にとっての蝶は遥、栞子にとっての蝶は薫子であったのが、今では遥にとっての蝶は彼方、薫子にとっての蝶は栞子となったわけです。だからこそ、MVでは蝶が飛んでいく描写が入っているのだと思います。彼方、栞子というそれぞれの希望と夢を運ぶ蝶へと蛹を破り昇華し、飛び立った、という事だと自分は思っています。

彼方は遥の事が大好きで応援しているし、栞子もスクールアイドル時代の薫子に憧れて目を輝かせていました。

この曲はアニガサキにおける栞子がスクールアイドルとして初めて歌った曲でもあります。憧れだった姉の前で歌ったこの曲。「あなたに届けEMOTION」、この歌詞は栞子の本当の気持ちを伝えたい、本当はスクールアイドルに憧れ、スクールアイドルだった姉を憧れ続けていたということを伝えたかったのではないでしょうか?

 

踏み出せないハッキリしない気持ち

一番、二番のサビ前の歌詞は「踏み出せないハッキリしない気持ちのままでいれば大好きな気持ちに嘘つくかな」「できない理由を探すならはじめてみればいいよ大好きなことは大好きなんだ」となっています。

その前には「自分は今の自分だけ本当に変われない?」「自分は今の自分よりもっと輝きたい」という歌詞があります。

 

これはアニガサキでおける栞子の心情がよく出ている歌詞だと思います。本当はスクールアイドルに憧れていた、自分も姉のようになりたい。けど、あの日の姉の涙を見て本当にスクールアイドルになることは正しいことなのだろうか?あの日の姉のように自分も後悔して涙を流してしまうんじゃないか?という夢と現実の狭間を彷徨っていたわけです。

 

そこで二番の歌詞です。個人的な感想で言えば、二番の歌詞は栞子の本音の部分だけが歌詞になっていると思います。

「できない理由を探すならはじめてみればいいよ」、これを言い換えるなら自分には向いていない等の出来ない言い訳は実際にやってみて見つけろってことだと思います。「大好きなことは大好きなんだ」、栞子はやっぱりスクールアイドルが大好きなんです。自分にとっての蝶であった輝いていた姉を見たあの日から。

 

「ちょっと背伸びして臆病もバイバイする」、これは栞子の決意です。「踏み出せない」これは前に述べた通り迷いがあったからです。でも同好会のみんな、そして何よりも姉の後押しがあったからこそ、背伸びして臆病からバイバイすると決めたのではないでしょうか?

 

もう抑えることはない

二番のあとは「どんな嵐の中でもこの声を届けようもう抑えることはないよ信じる道を行こう」とあります。もう抑えることはない、これって同じようなフレーズを栞子の曲のどこかで見かけませんでしたか?

 

翠いカナリアですね。「もう我慢なんて出来ないよ」、厳密に言えば背景が違うので意味が完全に一緒って訳では無いですが、結局共通しているのは栞子が自分自身で殻を破ったということです。「どんな嵐の中でもこの声を届けよう」「信じる道を行こう」、これはどんなに辛い事があっても「まっすぐ」に気持ちを伝えようとしているのでは無いでしょうか?

だから一番、二番、ラスサビと通して

「素直でもっといたい 心を隠したりあの日の私はまだ弱くて簡単に泣いたけど ちょっと背伸びして臆病もバイバイする 解き放ってここで あなたに届け EMOTION」という歌詞が連続しているのではないでしょうか?自分の本音をまっすぐに伝えたい、だからこうやってサビが同じ歌詞になっているんだと自分は思っています。

 

ラスサビに関して言えば「素直でもっといたい 心を隠したりあの日の私はまだ弱くて簡単に泣いたけど ちょっと背伸びして臆病もバイバイする 解き放ってここで あなたに届け あなたに届け! EMOTION」

と「あなたに届け!」という歌詞が増えます。ここで転調して言うことによってサビの歌詞をより強調しているのだと思います。

背景の音も少し変わり、若干コード進行も変わります。詳しいことは長くなるので言いませんが、半音かもうちょっとほど上がっています。

それも相まって栞子の歌声が何かを堪えているかのように震えているように聞こえます。これは今までの感情が溢れてきてそれを抑えながら歌っていると考えられませんか?でも抑えきれない、だからこそ「あなたに届け!」というワンフレーズとなって現れたのではないでしょうか?

 

最後にちょっとしたお話

すごく気になることがあって小さい時の栞子は髪が長くて、薫子は髪が短かったです。

諦めたと言いつつもどこかで憧れ続けていたからこそ髪を短くしてより姉に近づこうと努力していたとしたら?

そういう所もEMOTIONのMVには現れています。なぜこんなにもスカーフの蝶が強調されているんでしょうか?

栞子にとって薫子は一番の憧れです。そういうことなんでしょうね。

 

と、自分のお話はこれまでです。

個人の主観が入っているので解釈違いとかあるかもしれませんが、ここまで読んでくださってありがとうございました。

13話、正直怖いです。13話が来ることが怖いです。でも、アニメ二期が終わったからって虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が終わるわけではありません。輝き、紡いでいくのは虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のスクールアイドルだけではなく、あなたもだから。